ああ、イヤだ。今年も冬が来てしまった。私は寒さに弱い。冬になるといつも、「早く夏が来ないかなー」と思う。かなり気が早いけれど。
冬といえば火鉢の季節、であったのはもう何十年も前までの話で、いまや火鉢はほぼ嗜好品に成り果てた。じつは、うちはもともと火鉢屋だったというのに、私は火鉢を使ったことがない。が、売ったことはある。「まぁ、そんなにあったかくないですけどね」なんて言ったりして(使ってもないのに・・・)。けれど今年から火鉢を使い始めてびっくり。「あれ?意外とあたたかい!」。寒いのが苦手、でもエアコンも苦手。暖房で部屋がもわっとなるのも息苦しい。火鉢は、そんな私にぴったりの暖房器具であった。じんわりと、ほどよく部屋をあたためる。炭の香り漂う部屋で、パチパチと赤く燃える火を眺める。昔の人はこれだけで冬を越したのか、と思いを馳せながら。
寒いのが苦手だと、どうにか冬を楽しめるグッズがとても重要。今年はスソアキコさんの帽子を購入した。かわいくて楽しいアニマル柄のふさふさの雪ん子帽。そしてアミノリセの化粧水とハンドケアトリートメント。
そして、冬は出稼ぎの季節でもある(全国各地のデパートなどへ展示販売へ出向くことをうちでは「出稼ぎ」と呼ぶ)。11月は新潟へ行ってきた。湿気が多い金沢から常時異常乾燥注意報発令中のデパートへ行くと、あまりの乾いた空気にみるみる肌が荒れてくる。そんなとき、アミノリセが大活躍。ホテルで寝る前にアミノリセのモイストローションを顔にぴたぴたとしみこませる→朝起きるとお肌しっとり。デパートの休憩時間にアミノリセのハンドケアトリートメントを塗る→すぐにすべすべ&べたべたしない。朝から晩までデパートに缶詰になる出稼ぎの、大事なお供なのだ。
火鉢と雪ん子帽とアミノリセ、今年はこれで冬を乗り切ろうと思う。ちょっとしたことで楽しい気分になれるのが「女子力」というものなのかもしれない。

4年前に金沢に実家に戻り、石川の伝統工芸である金沢桐工芸・岩本清商店の仕事に携わる。お酒とおつまみを載せるのにもぴったりの「ちょこっとトレー」は福光屋本店にても取り扱い中。金沢駅にほど近い金澤表参道に小さなお店「岩本工房」を構える。金沢案内の本『乙女の金沢』(中央公論社)も制作。 金沢桐工芸 岩本清商店
http://www.kirikougei.com/




