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kome-hacco通信
特集:福光屋LOHASストーリー

あなたに、わたしに、優しくて楽しい 福光屋LOHASストーリー

LOHAS(ロハス)って、なに?

Lifestyles of Health and Sustainability の頭文字をとった略語。地球環境と健康を最優先にして、人が無理なく続けられる在り方に向かうライフスタイルを指します。環境に負荷をかけず、人類と地球が一緒に心地よく過ごしていくために生まれた価値観が基盤にあります。もっとハッピーに豊かになるために志す、人にも地球にも社会にも優しいことがロハスなのです。

酒蔵の紡ぐやさしい味はLOHASな酒造りから。

酒の品質を決める麹造りの工程。甑(こしき)で蒸した蒸米を布の上に広げて冷ます。
蒸米は麹室(こうじむろ)という専用の部屋で均一に広げられ、種麹をふりまいて麹が造られる。

「酒造り」は環境に優しいということをご存知でしょうか。原料となる米を磨くときに出る米ぬかは、飼料やお菓子の原料になります。磨かれた米は醗酵というプロセスを経て日本酒になり、日本酒をしぼった後に出る酒粕は栄養豊富な食品となります。

このように日本酒は、大変効率のよい醗酵食品といえます。福光屋は、すべての日本酒を米と水のみで造る「純米蔵」です。原料の米と水のほか、乳酸菌や酵母といった微生物の働き、そして自然の摂理によって生み出される福光屋の純米酒には、余計な添加物は一切加えられていません。

金沢最古の酒蔵である福光屋は、現在進行形で「LOHAS」を実践し続けているのです。


契約栽培の取り組みにみる質の高い米づくり。

純米蔵として福光屋は、酒造りだけにとどまることなく、契約農家と2人3脚で土づくりから取り組み、良質な米を収穫する努力をしています。その努力が実り、兵庫県・豊岡市出石町、兵庫県・多可町中区、長野県・木島平村で栽培される3品種の米が特別栽培米として認定されました。今後は完全有機米を目指して、米づくりを行っていきます。


契約栽培地・豊岡市にコウノトリが舞い戻る。

かつてコウノトリは全国各地に生息していましたが、生息環境の悪化や乱獲などにより、その個体数は急激に減ってしまいました。農薬の使用や乾田化などの農業の近代化も、コウノトリの生活環境を悪化させました。餌場が無くなってしまっただけでなく、コウノトリ自身も農薬におかされてしまったのです。

酒造好適米の契約栽培地である豊岡市では、コウノトリに適した自然環境とコウノトリを大切に扱う風潮があったため比較的乱獲されず、国内唯一の生息地として残りました。1956年には国の特別天然記念物に指定され、市民と行政とが一体となって本格的な保護活動が行われました。しかし、個体数の減少をくい止めることはできず、1965年には人工飼育を開始。苦労の末、今では毎年繁殖に成功しており、現在の飼育数は118羽(2005年9月)となっています。

コウノトリの棲みやすい町にと、減農薬化、有機肥料化などを進め環境にいい農法を行った結果、コウノトリのえさも増えてきました。結果、野生のコウノトリが飛来するほどの環境となり、2005年9月24日には5羽のコウノトリを野生に帰しました。現在、元気に豊岡の空を舞っています。


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